ゴールデンパールのチャームピン

真珠のネックレス金具が壊れたので、と、修理にお持ちくださいました。 拝見しますと、丸カンの口が開いて突き刺すほうの金具が外れています。 ロウ付けして丸カンの口を閉じると糸が燃えてしまいますので、くくってある真珠を全部一粒ずつ外して、同じようなデザインの新しいシルバー金具でお仕立て直しすることになりました。

お客様お手持ちの直径13ミリアップの真円のゴールデンパールです。
巻きも良く照りも強くとても素晴らしいお品です。
これで襟ピンを創るご依頼をいただきました。

(2015-03-05)

ゴールデンパール

13ミリアップのとても美しい南洋真珠。
K18イエローゴールドの安全ピンで冬のコートの襟などに着けるゴールデンパールのピンです。
チェーンの端の丸カンが外れてしまったので、お直しにご持参くださいました。
( 以前にご紹介したお品です。)
その場でお直しをさせていただきました。

夏場の薄いお洋服にはパールの針が少し長いですので、適度に短く加工して使いやすくしました。

(2018-04-16)

真珠のメンテナンス ジュエリー 岡田彫金工房



 

K18とSV925のコンビ指輪を

ゴールドとシルバーのコンビリング

指輪内側の[750]の刻印は、千分率で1000分の750、百分率で100分の75、ということで75パーセントの純金含有率を意味します。

別の表現では、これを[K18]とか[18金]とか言います。
純金のことは、24金、とも言います。
18金は、18÷24=0.75 ですので、75パーセントの純金を含んでいます、ということです。

つまり、ゴールドの純度のお話しの中では、750と18金とK18と0.75は同じ内容のことを言っています。

[925]は、千分率で1000分の925、百分率で100分の92.5、ということで92.5パーセントの純銀を含んでいます、という意味です。

silver925はスターリングシルバーとも言います。
ジュエリー素材としての性質が良いです。

このティファニーリングも製造された時と同じくきれいに輝くようにお仕立て直しいたしました。
1990 の刻印があります。

ジュエリーメンテナンス 岡田彫金工房



 

オールノットの真珠ネックレス

オールノットの真珠ネックレス

真珠のネックレス金具が壊れたので、と、修理にお持ちくださいました。
拝見しますと、丸カンの口が開いて突き刺すほうの金具が外れています。

ロウ付けして丸カンの口を閉じると糸が燃えてしまいますので、くくってある真珠を全部一粒ずつ外して、同じようなデザインの新しいシルバー金具でお仕立て直しすることになりました。

普通のお仕立てとは違ってオールノットはひとつひとつ順番にくくっていきますので、標準的な長さの数倍の糸を用意して、もつれないように緩まないように慎重に作業を進めます。

時間がかかりますが、最後の一粒までしっかりと糸通しができました。
糸の端の始末をていねいに済ませて、無事完了です。

ジュエリー 彫金 Y.Okada / 岡田彫金工房



イヤリングの滑り止めに

イヤリング

外国製のイヤリング金具は見るからに厚いです。
耳からイヤリングが外れて落ちないようにシリコーンを付けるご依頼を頂きました。

在庫のドーナツ状の何種類かのシリコーンを試してみましたが、予想どおりサイズが合いませんでした。

イヤリングのバネの穴にドーナツシリコーンを嵌めることは諦めて、別のことをしました。
K18イヤリング本体の裏側にホットケーキ状のシリコーンを接着しています。
これで重いイヤリングが耳から落ちることもないと思います。

シリコーンゴムやオペロンゴムは消耗品ですので、定期的な点検や交換は必要になります。そのことはご了承くださいね。

ジュエリー Y.Okada 岡田彫金工房



 

K18シェルカメオ枠ロウ付け完了

K18イエローゴールドのシェルカメオ枠が壊れたので、修理のご依頼を頂きました。

K18シェルカメオ枠ロウ付け

まずはブローチ枠に嵌まっているシェルカメオを枠から外します。
そのままK18地金に火を当ててロウ付けすると、シェルが焼けてしまうからです。焼き蛤や焼き牡蠣の殻のようになってしまいます。

爪が折れることもなく、シェルカメオを無事にきれいに枠から外すことができました。

爪のロウ付けも無事に済み、次はブローチ金具が付いている台座をカメオ枠にロウ付けします。

このロウ付け位置はとても大事で、少しでもズレるとシェルカメオがゴールド枠にはまらなくなります。
無理矢理にはめると、使用中にもいつもどこかに力がかかり、そのうちにシェルの一部分が欠けるようなことも起こり得ます。

慎重にロウ付け位置を決めて、そこからズレないように慎重にロウ付けします。

全体の爪をロウ付けしたことは、実は、地金内部のストレスを解消したことと、爪の補強をしたことの二重の意味があります。

枠の内部にストレスが溜まっているときは、昇温で地金が伸びてロウ付けしたい位置がズレていき、なかなかうまくできないことも多いのです。

その個所が頑丈になるように、外側と内側もロウ付けしました。

このあとは酸洗いをし、酸化皮膜を取り去ってきれいにし、磨き工程に入ります。

機械で磨くときは、1秒間に50回転ぐらいしている布で磨きます。
布の繊維に絡め取られると、振り回されたあげくに研磨機のあちこちに衝突して枠がグジャグジャになります。
そうならないように特に慎重に磨きます。

K18シェルカメオ枠メンテナンス

K18ゴールド枠の下磨きが完了。

シェルカメオを注意深くはめ込み、爪をそーっと曲げて倒して4本ともシェルと接触させてカメオが動かないように固定しました。

ことあとは、シェルや枠に力を加えないで、軽〜く布バフを当てて仕上げ磨きをいたしました。

ジュエリー メンテナンス / 岡田彫金工房